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いちばん大事なタカラモノ


【ネタバレあり】THE BOOM CONCERT TOUR 2013 「24」@倉敷芸文館

5月6日(月)

ゴールデンウイーク最終日。
倉敷芸文館でTHE BOOMのライブでした。
THE BOOM CONCERT TOUR 2013 「24」
前回は2年前の同じ5月。
震災直後で、当初の予定のレコ初ライブにはならず、規模を縮小してのライブ。
今回のツアータイトルの「24」は24周年の24。
「普通は20周年とか25周年とかいうんだろうけど、24年でもいいんじゃないか。」って。
あー、20周年の大阪城野音からもう4年もたつんだ。
あの時は新型インフルに日本中がおびえていて、その最中に大阪に行くことに少し躊躇しながらマスクでライブ参戦したんだ~なんて懐かしく思いながらミヤの話を聞いてた。

「なし」を聴きながら、、、、
「この曲、やっぱり歌詞の意味が分からんわー」と思っていたら
「なし」「きっと愛してる」「星のラブレター」と歌い終わった後に、ミヤが
「古い曲を3曲歌いましたが、”なし”は、今こうやって歌詞を見ても、何が言いたいのか分からないですねー。」って。
なんだ、本人も分からんのか(笑)
「きっと、コンプレックスの塊で自分に自信がなかったんだろうね。
もしもあの頃の自分に自信が持ててたら、音楽はやってなかったかもね。」って。
「古い曲には、皆さんもそれぞれに思い出があったりすると思います。
もちろん今も若いんですけど(と会場を見渡して失笑気味に・・・・)、若い頃のそれぞれの時代に歌に対するそれぞれの思い出も持っていてくれてるのかなと思います。」
そうだよね、私は「島唄」から入ったから、それよりも前のBOOMを知らないけど。
きっと、「なし」なんかも若いときに原宿のホコ天で聴くと、今この年で聴くよりも、もっと違った聴こえ方がするのかもしれないなー。

6月に発売されるニューアルバムのタイトルは「世界で一番美しい島」
「この、世界で一番美しい島というのは、それぞれ皆さんのふるさとです。」って言ってました。
このアルバムは島唄や沖縄の歌、沖縄の人の歌のカバーをあつめたもの。
ミヤギマモルさんの「やいま」をカバーしてるけど、沖縄音階ではないロックな「やいま」に変わっていました。
他の曲はどんなふうに仕上がっているのか楽しみです。

もうミヤのMCでは何回も聞いたけど、島唄を作った20年前のこと。
ミヤはものすごーく沖縄の歴史を勉強していろんな人の話を聞いて島唄を作ってる。
20年前、今よりもまだまだ沖縄は同じ日本でも遠い存在で、内地の人間が沖縄の歌を歌うことには反対してる人も居る。
でも喜納 昌吉さんに認めてもらえた。
「沖縄の魂までコピーしたら本物だ。おまえら沖縄に来い、俺は本土に行く。」と言われた。

当時のこと、BEGINは「肝心」の本の中で書いてる。
ヒトシさんは、初めて島唄を聴いたとき、彼らがウチナンチュじゃないと知って驚いたけど、すごくいい曲だと思った。
少しだけ「先にやられた」と思ったと。
栄昇さんは初めて聴いたとき、宮古のバンドがデビューしたのかと思ったと。
宮古の音楽は沖縄本島とも八重山とも違ってポップなところがあるからと。
とにかく、沖縄出身のBEGINの三人が、驚くくらい、BOOMの島唄はすっかり沖縄の歌になっていたんだろうな。
そしてBEGINが沖縄の歌を歌うきっかけになったんじゃないかなーと思います。
BOOMの島唄が間違いなく沖縄と本土の音楽の架け橋になったと思う。

なんだかこのツアーはむかーしの歌から、沖縄の歌、そして最近の歌、全然違う3つのバンドみたいな曲を聴かせてもらえました。
「シンカヌチャー」のBOOMバージョン、めっちゃかっこよかったです。
「情ジョンガイネ」・・・振り付けがあって、会場のファンの方も一緒に踊ってるんだけど、、、
途中、歌いながら踊りながら、ふと会場のみんなが踊ってるのを見たミヤが、、、「ぷっ」て吹き出したのがおかしかったですゎ。

アンコールで話してましたが、前日の名古屋のライブがものすごく盛り上がって、がんばりすぎたミヤは初めてにんにく注射を打ったそうです。
その、にんにく注射のおかげで元気になりすぎましたーーって盛り上がってくれました。
終盤で子供の泣き声が会場に響いたとき、その子供に話しかけたりしてたんだけど、アンコールの途中ではステージを降りて、その子供のところまで歩いて行ってました。

まぁ、とにかく、ステージの上のミヤはやっぱりかっこ良くて、アンコールの途中でステージ上で生着替えも見せてくれました。
萌えるわー。

前にも書いたことがあるかもしれないけど、島唄の本当の意味。


そして、島唄で沖縄音階を使っていない部分に対する記述。
『「ウージの森で千代にさよなら」という歌詞は、ガマでの集団自死の悲劇を暗示します。旋律は沖縄音階を基調にしましたが、この「ウージ」の部分だけは日本的な音階に戻しました。「彼らを死に追いやったのは、当時の日本の軍事教育。沖縄音階では歌えない」と宮沢さんは判断したと言います。』


本当に本当に彼は真剣に「島唄」を作ったんですね。


続きはセトリ。


  ↓
  ↓
  ↓


1.24時間の旅
2.この街のどこかに
3.なし
4.きっと愛してる
5.星のラブレター
6.からたち野道
7.この広い世界で
8.神様の宝石でできた島
9.幸せであるように
10.気球に乗って(ミヤ以外の3人で)
11.釣りに行こう(ミヤ&トッチー)
12.やいま
13.愛より
14.忘んなよ島ぬくとう
15.情ジョンガイネ
16.ひゃくまんつぶの涙
17.ひのもとのうた
18.シンカヌチャー
19.島唄
EN1.世界でいちばん美しい島
EN2.風になりたい
EN3.不思議なパワー
by kenmamaM | 2013-05-11 01:29 | LIVE♪

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