この日記には、セトリやMC等のネタバレがあります。
2月14日(木)
バレンタインデーでしたが。
女二人でスキマスイッチのライブに行ってきました。
今まで倉敷にばかり来てて、岡山市は初めてだったそうな。
キャパが少し小さくなりましたがSOLD OUT!!
なんで岡山にしたんだろう。
きっと倉敷でもSOLD OUTになったと思うけど。
スキマのライブは、まず立つ!!
1曲目何が始まるか分からなくても、曲が始まると分かったらとりあえず立つ。
このツアーはバンドではなく、スキマスイッチ二人だけのライブ。
のはずなのに、、、ステージの真ん中に向かい合う2台のグランドピアノ。
それにドラムセットも。
なんだなんだ??どうなってるんだ??と思ってたら。
二人が出てきて。
シンタくんがまずグラピに向かって座る。
大橋君はもう一台のグラピの横の椅子に座って、なにやら機械をピコピコ。
これはラウンチパッドといって、音を出す機械らしい。
そして、その出した音や、ドラムセットで叩いたドラムの音、歌声等を録音して繰り返し再生したりもできるらしい。
そういえば、同じ事務所、オーガスタのさかいゆうクンも同じようなのを使って。一人でも一人でないような演奏をしていた。
それから!!
なんと、大橋君がもう一台のグラピに向かって座り、「アイスクリームシンドローム」が始まる。
二人のピアノとさっきのラウンチパッドの音。
そして、大橋君は歌ったり、更にグラピの上にキーボードを置いてあって、弾いたりしながら。
二人なのに、二人でないような演奏。
そして何より、ギタリストの大橋君がピアノ!!
シンタくんと二人でピアノ!!
逆に、ピアノのシンタくんがギターを持って、二人並んでギターを弾く場面もあったり。
大橋君がドラムセットに座って、その音をラウンチパッドに録音してベース音として流して演奏したら、たった二人での演奏とはとても思えない。
10周年を迎えた二人が、こうやって二人きりのツアーで、原点に返ったようでいて。
いやいや、それでも新しいことも目一杯取り入れて、進化し続ける。
すげぇな!!スキマスイッチ!!ってマジで思いました。
「Doublesテーマソング」は歌詞の中に、ご当地のシンボルタワー的なものを取り入れるので客席から公募。
コンセプトは、ドライブをしていて、それが見えてきたら「あっ、岡山に来たな」って感じるようなもの。
☆鷲羽山ハイランド
☆後楽園
☆岡山城
☆天満屋
とかいろいろ出たけど、拍手でアンケートを取ったら、結局「桃太郎」。
この時のやり取りもおもしろかったなー。
スキマのライブって3回目だけど、過去2回の倉敷の時は、実は、スキマファンっておとなしいなーって思ったの。
でも、この日はなんかお客さんもおもしろかったなー。
そうそう、シンタ君が「やまと」で、デミカツ丼を食べたって話をして。
シンタ「デミカツ丼ってここにしかないの?」
お客さん「他にもあるーー。」
シンタ「岡山では家でカツ丼するときもデミカツなの?」
お客さん「違うーー。」みたいな(笑)
それを聞いてた大橋君が「何か言ったら、頭コツンとやられる感じだな。」
あと、大橋君が「次の曲はよかったら手拍子をお願いします」って言ったら、手拍子が始まり・・・・
「ちょ・ちょっと待ってよ。まだ曲が始まってないのに、どんな手拍子かわかんないでしょ(笑)」って。
何かにつけ「今日のお客さん、自由だねー」
「岡山って全国一、通知表に”落ち着きがない”って書かれる人が多いんじゃない?」
「でも、そういうとこ好きだよ」
スキマのライブってこんな楽しかったっけーーってくらい、スキマもお客さんもいいカンジだった~。
年一のスキマだけど、大橋君の声はいつもステキ。ずるいくらいにステキ。
コンデションの悪かったことがない。
この声と体調をキープして47都道府県回るのは大変だろうけど、ファイナルの3月末までがんばってほしいなー。
ファイナルの沖縄、行きたいなーー(笑)
最後に、アンコールでちょっと真面目な話。
このツアーを二人でやろうと思ったのは・・・
☆デビュー前はずっと二人で、路上でもやったし、ライブハウスやカフェ、やらせてもらえる所があれば飛んで行ってた。
その頃二人で、キーボードとギターがあればどこでもやれるって話をしてて、いつか二人で47都道府県を全部回りたいって話をしてたから、実現させた。
☆それから、僕達はサポートメンバーと一緒にバンドでライブをすることもあって、バンドでやるのも大好きです。
バンドだから出せる音の重圧もあると思うから、そういう音をバーンと皆さんに聴いてほしいと思う。
でも、こうやってアコースティックだから出せる音や歌詞を皆さんにいつもよりじっくり聴いてもらえるんじゃないかと思うから。
☆僕達はプロだからって特別じゃない。
プロだから、楽器があったらポンと何でも演奏できるんでしょって思われてるかもしれないけど、僕らそんなに器用じゃないです。
このツアーのためにも、ものすごくものすごく練習して来ました。
皆さん、それぞれ仕事を持っていて、お医者さんも居れば、美容師さんも居れば、会社勤めの人も居ると思います。
僕達はその仕事が音楽なだけ。
お医者さんのように病気を治せるわけではないし、美容師さんのように髪の毛を切れるわけじゃない。
会社に行っても、きっと何の役にも立たない。
皆さんがそれぞれ仕事をしてるのと同じように、歌を歌っているだけ。
だから、皆さんと同じなんです。
ひとつめのお話は、ふーん、そうなんだと思って聞いてた。
2つめ、ホントに、そうだった。
中盤は、シンプルなアコースティック演奏で、特にシンタくんのピアノに大橋くんの歌だけの時は、本当に歌詞を汲み取るように聴き入った。
3つめも。
大橋くんがピアノ弾いたり。シンタくんがギター弾いたり。
もちろん彼らはプロのミュージシャンだから、ギタリストでも作曲するときはピアノを使ったりしてるんだろうけど。
それでも、ギタリストがステージの上で、ピアノを弾きながら歌うって、そりゃあ大変なことだと思う。
去年の馬場さんのライブでも馬場さんが1曲だけ「スーパーオーディナリー」っていう曲をピアノの弾き語りで歌ったことがあって。
そのときに「新しいこともやらなければと思って」って話してました。
馬場さんも普段ステージの上ではギターだけ。
それがたとえ1曲でもこんなふうにピアノを弾きながら歌うって、ものすごーく練習してたんだろうなーって思ったんです。
だから大橋くんもシンタくんも、ものすごーくものすごーく練習してきたんだろうなって思ってて。
私も今、仕事でかなーり行き詰まってて、新しいアイデアも出さなければいけない。
でも、そんなスキマの二人のように、大橋君がピアノ弾いたりシンタくんがギター弾くような、180度違う発想なんて思いつかないし。
そして、毎日の作業に追われていて、新しいことから目を背けてきてた。
でも二人がこんなふうに新しいことに挑戦して頑張っていて、そんな姿を見ていたら私も頑張らなくちゃってライブ中ずっと思ってた。
そんな気持ちをそのまま大橋君が話してくれて。
こんなふうに人の気持ちを繋げることもできるって、音楽の力ってすごいなーーって改めて思ったライブだったのです。
そうそう、原点に返って・・・といえば。
アンコール1曲目は、シンタくん、アフロのヅラをかぶっての演奏でした。
続きはセトリ。
1.アイスクリームシンドローム
2.全力少年
3.螺旋
4.ガラナ
5.センチメンタルホームタウン
6.藍
7.病院へ行く
8.ソングライアー
9.さみしくとも明日を待つ
10.雫
11.ボクノート
12.Doublesテーマソング
13.奏
14.ふれて未来を
15.ユリーカ
16.晴ときどき曇
17.ただそれだけの風景
EN1.view
EN2.ラストシーン
EN3.またね。
ちなみに。
バレンタインデーだったから。
作りました、生チョコ。
小さいおっさんが一人でほとんど食べちゃいましたが^^;