9月20日(火)
映画公開を前に、テレビシリーズの再放送やってて、さらに前作映画も放送されて。
kenが「見に行きたいなー」って言ってたけど、火曜日休みに一人でこっそり見に行っちゃいました。
そうそう、そういえば前作の最後、斉木(江口洋介)がビルの屋上で何者かに射殺されて、その時に雪平(篠原涼子)が、警察の機密文書の入ったUSBを託されたんだった。
続編できますよ満々な終わり方だった。
そして、そのanswerは・・・全然解決されてないやん!!
黒幕は誰なのか分からないし、斉木を撃ったのが誰なのかも分からない。
今回は北海道に赴任した雪平夏見と現地の上司、一条(佐藤浩市)とのラブシーンから始まります。
おー、雪平にこんな女の部分があったのかと思いながら・・・
今作の事件は、猟奇的ネイルガン殺人。
ネイルガンって、釘を打ち付ける銃です。
カラダ中に釘の打ち付けられた全裸死体が見つかります。
その現場に残されていた指紋から参考人とされた人がその次に同じ状態で殺されます。
3人目の死体が発見され、その容疑者とされたのが、雪平の離婚した元夫、佐藤和夫(香川照之)。
佐藤がそんなことをするはずがないと信じる雪平。
そんな二人が車の中で会話を交わすシーン。
次は自分が殺されるかもしれないと思った佐藤は、雪平から預かっていたUSBを、結局暗号が解けないからと返し、海外へ逃げると言う。
「警備する」という雪平に「別れが辛くなるからいい」と。
そして、雪平に新しい恋人が居ることを察した佐藤は「今度こそ幸せになれよ」と。
そんな元夫婦の会話はどこか温かく、シリーズを通して、二人の間の根底にあるつながりを感じた。
そして、、、結局佐藤もネイルガンで殺され、現場には雪平の指紋が残され、今度は雪平が容疑者となる。
ネイルガン殺人の実行犯、結城(大森南朋)の、のそーーっとした演技も怖い。
今度は雪平が結城に狙われる。
けど、こんな調子で書いてたら2時間くらいかかるので割愛。
結局、結城を操っていたのは、一条。
でも佐藤を殺したのだけは、結城ではなく一条。
雪平からUSBを奪うために雪平に近づいたけど、元夫の佐藤への嫉妬から結城を真似て殺したみたい。
佐藤を殺した犯人を捜すために、なぜか結託してしまった雪平と結城にはめられて、佐藤殺人の罪が暴かれ逮捕されるが、留置所内で自殺。
「自殺に見せかけて殺されたのかもしれない」という山路(寺島進)
今回、山路は敵なのか味方なのかよく分からないまま終わったなぁ。
捜査一課課長にのしあがった小久保(阿部サダヲ)も然り。憎たらしい役には変わりなかったけど^^
そして、最初からなんか不可解な存在だった検察の村上(山田孝之)。
検察のお偉いさんの息子。
最後のシーン、結城の検察庁の部屋に集まっていたのは、一条(死んでない!!)と、薫ちゃん!!(加藤雅也)
薫ちゃんは、雪平の味方のようだったけど、中盤で結城の情報と引き換えにUSBの存在を雪平に問い詰めたり。
前の映画でも、蓮見杏奈(濱田マリ)とつながってたし。
一条と薫ちゃんを操っていたのは村上だったけど、その上にはまだ誰か居るみたいだったし。
小久保も陰で誰かと繋がっているようだったし。
うーん、全然何も解決してない。
結局、USBは一条から村上の手に渡った。
そのUSBを特定のパソコンにさして暗号が解けた時点で、雪平の携帯に位置情報が届くように佐藤が設定しており、検察庁との位置情報を見た雪平は村上の携帯に電話をかける。
佐藤はその時点で、そのUSBが爆破しデータは壊れ、暗号の解けたデータは雪平のパソコンに届くように設定していた。
こうして、また、雪平の元にだけ機密文書のデータが残ることになって、おしまい。
続編作る気、マンマンですねーー。
それにしても、今回猟奇的な部分がひどくて、とてもkenには見せれないと思った。
何も知らずに見に行ってしまった子供も居たんじゃないだろうか。
「探偵はBARにいる」がPG-12ならば、これも同じくらいの扱いだと思う。
大人でも、予想外のひどさだった為に、終わったあとちょっと気が重い、カラダも重いカンジ。
今度はちょっと爽やかとか、ほのぼのなカンジの映画がみたいゎ。
そうそう、今作は、雪平と佐藤の愛娘のミオちゃんはロスのおばさんのところに預けられている設定で全然出てこなかった。
毎回毎回ミオちゃんが事件に巻き込まれるのもマンネリ化してるけど、全然出てこないってどうよ。