9月15日(水)
この日は豊島です。
”てしま”と読みます。
この日は仕事が休みで、珍しく水曜日に島巡りができる日でした。
豊島の作品は一部火曜日がお休みの施設があるので、この日に行っとかなきゃいけません。
いくらどんより曇り空でも決行です。
8:35宇野港発のフェリーに・・・・遅れそうになりながら乗って・・・
私信→切符代750円必ずお返しいたします(* ̄∀ ̄)ゞ
40分で家浦港、ワタシはそこから更に20分の唐櫃港へ。
まずレンタルサイクルを借りて、唐櫃浜の港に近いところから。
20.オラファー・エリアソン「ビューティー」
中は撮影禁止でしたが、霧の中に浮かびあがる虹を堪能。
暑いときは気持ちいいだろうな^^
32.大阪芸術大学豊島アートラボ「ノリとたゆたう」
これは元、海苔工場の建物。
そして、海苔になるアートです。誰がって?ワタシたちがですよ。
海に浮かび養殖されてる海苔のように、母なる海に身を預け、波の動きに身をゆだね・・・
大きな海のような、低反発クッションのような素材の波間に寝転がり、
海面に見立てたクッション部や壁にあたるライトが表す海の世界を楽しみます。
思いっきり寝そうになりました。それだけ幸せタイムでした。
ちなみに、ココは中も写真OKだったけど、そんなの忘れるくらいまったり~^^
33.クリスチャン・ボルタンスキー「心臓音のアーカイブ」
すぐそばは海。
中は撮影禁止。
ハートルームは、アットランダムに流れる世界中の人の心臓音の流れる部屋。
それからリスニングルームへ。
ここは3人までしか入れないので、並んで待った。
今までに登録(録音)してる人の心臓音を聴きながら、その人の書いたメッセージを読む。
そうしたら・・・ワタシも自分の心臓音を録音して残したくなった。
なので、1500円払って、録音してもらった。
ここでもやはり少々の待ち時間。
そして、できあがったCD。
この録音したての心臓音をリスニングルームで聴くことができるので、
再度並んでリスニングルームへ。
そして、イヤホンで自分の心臓音を確かめる。
ちなみに、「01786」の番号で、ワタシの心臓音が聴けるはずです。
豊島に行かれる方は聴いてきてね~。けっこう軽快な2ビートでしたよ♪
ただ、最後がちょっと不整脈気味(笑)
ところで、ここの段取り悪すぎたゎ。
録音するって最初から決めてたら、すぐに録音してからリスニングルームで
聴けばよかったのに、ワタシはリスニングルームに2回も並ぶはめになっちゃった。
これから行かれる人は、録音するかしないかはっきり決めてから行ったほうがいいですよ~。
ワタシにココのことを教えてくれた人は・・・
例えばワタシが死んだとき、残された誰かが、ワタシの軌跡をたどって、
船に乗り波に揺られ風に吹かれ、豊島までやって来て、
この音を聴いてくれるかもしれないよって教えてくれました。
だから、ワタシの生きた証として、大切な人にメッセージを残してきました。
いいこと教えてくれてありがとう。750円返さなきゃね(笑)
さて、港に帰って自転車を返して、今度は島内をぐるっと一周してる無料バスに乗って、唐櫃岡地区へ。
24.ジャネット・カーディフ&ジャージ・ビュレス・ミラー「ストーム・ハウス」
嵐の日の古いおうちを再現、みたいなカンジです。
窓の外が急に暗くなって、窓に激しく雨が打ち付けて。
うちの実家、昔こんなんだったから、なんか懐かしかったです。
この日は外の天気も実際どんより曇りだったけど、
ピーカン青空の日でも、窓の外はこんなふうに暗く見えるのかな・・・
って受付のおっちゃんに聞いたら「そうです。それはプロだから、上手い事やっとられますな~」って。
23.藤浩志「こんにちは藤島八十郎」
ここ、思いっきりツボでした^^
まず、一軒のおうちが見えてきて。
なんだ?
なんだ?なんだ?
藤島八十郎さんは架空の人物です。
めちゃ楽しい人みたいです。会ってみたくなりました。
電球の傘は恐竜でできてます。
薬はホントにキケンそうです。
お風呂に入るの楽しそう。
テントで寝てるのかしら。
この後、島キッチンでお食事。
その様子はまた後で。
島キッチン、待ってる人が居たので名前書いて待ったんだけど、
名前書いといて、その間に23とか24とか回ったらいいみたいです。賢明です。
この後、歩いて。
19.青木野枝「空の粒子/唐櫃」
ちょっと、カメラの設定間違ってたんだろうな、なんかおかしな写真しか撮れてなかった。
唐櫃の湧水・・・冷たくておいしいらしいですが、
この夏、息子さんが食中毒を経験したワタシには飲めませんでした。
バスに乗って。
14.森万里子「トムナフーリ」
けっこう険しい道です。
なんか伊良部でこういうとこ歩いたの思い出してワクワクです。
着いた~~~!!
えっと・・・なんでも・・・
作品とスーパーカミオカンデをコンピュータで結び、超新星が爆発すると光を放つらしいデス。
わけ分かりません^^
でも、受付のお姉さんいわく、「今も光ってるんです。でも周りが明るすぎて見えないんです。」とな。
ココは、見るとこ1箇所しかないけど、次のバスまで40分あるので、
ボ~~~~~~っと座って見てたら、後から来た人に「光るまで待ってるんですか??」と驚かれる。
最後は家浦の港近く。
12.木下晋「101歳の沈黙/100歳の手」
9Hから9Bまでの20種類の鉛筆によるグラデーションで描かれた盲目の女性旅芸人、
小林ハルさんの姿。
古民家の中で見てると、なんかおばあちゃんを思い出す。
この後、、、頑張れば甲生地区など残り4点、行けたかもしれないけど、
慌しくなりそうなので、やめた。
もともと、もう1回来ようと思ってたから。
今日は火曜日お休みの作品を見れたら満足な日。
と自分を納得させて、最後は
11.トビアス・ヘーレルガーのレストランでお茶してまったり。
こちらも又改めて。
で、16:40の船で宇野に帰り、宇野港にて
75.淀川テクニック「宇野のチヌ」
瀬戸内海の魚といえばチヌ(クロダイ)!!
瀬戸内海沿岸で拾い集められた廃材で作ってます。