8月7日(土)
まず。長いですよ~。写真多いですよ~。
濃くアツイですよ~、備忘録だから。
8月9日は語呂合わせで「やきゅうの日」だそうな。
そんな絡みで、ミズノインダストリー波賀工場で行われた親子グローブ作り体験に参加してきました。
野球の練習はお休みさせてもらって・・・夏休み唯一の家族3人でおでかけです。
8900円の参加費(やきゅうの日だから)で子供のグローブつくりと大人のグローブのおまけつき、
そして昼食2人分つき、って出血大サービスなわけです。
で、親は・・・ワタシも行きたい。もちろんダンナも行きたい。
ってことで、ムリをお願いして3人で参加させてもらいました。
そして、これ、何とか夏休みの自由研究に使えないかと目論んで。
だからその為の備忘録的に書き留めておきます。
まず、波賀工場というのは兵庫県の県北、中国道山崎ICから北へ車で30分ほどの山沿い、
そして鮎つりのできる綺麗な川沿いにあります。
そんな小さな街の小さな工場で、なんとすごいグローブが作られているのです。
ワタシもあまり予備知識なく行ったもので、もう大感動でした。
今はミズノのグローブの98%は中国やフィリピンといった海外工場で作られて
いるんですが、残りの2%をこの波賀工場で作っています。
その2%というのは、プロ野球トップ選手やアマチュアのトップ選手、
そして一部一般のお客様の特殊なオーダーグローブが作られています。
なんと現在大リーグで活躍中のイチローや、松井秀喜選手のグローブ、ここで作られてるんです。
メーカーとしては、やはりテレビ画面によく写る「ピッチャー」と契約したいのです。
でも外資系のN社が多額の契約金で、そんなピッチャーたちを惹きつけてるんですが
野手とはいえ日本人メジャーリーガー1、2位を争う選手達が
その何分の一かの契約金でも、ココの技術を買ってるのです。
そんなトップ選手たちの要望を聞き、グラブを作る名人、岸本マイスターがココに居らっしゃるのです。
この日は岸本マイスターも一緒に工場見学の案内や、グローブ作りのお手伝いをしてくださいました。
まずは展示見学。
イチロー選手はじめ、プロ選手のものと同じ型のグローブが保管されています。
これ、イチローモデル。
外野手用のグローブというのはもともと大きいんだけど、
これは市販のものでは見たことないくらいに大きい。
そして手にとってはめてみると、これまで触ったどんなグローブよりも軽い。
イチローの華麗なプレーは、この「素手感覚」のグローブから来てるのか。
ここは岸本マイスターの部屋。
ここだけは立ち入り禁止。
そして、工場見学。
この牛さんの1頭分の革からグローブ1個ができるのです。
いろんな色に染められた革があります。
この裁断機を使って革を裁断します。
これが一番大きな機械だったかなというくらい、あとはミシンを使うくらいでほとんど一つづつ手作り。
さて、いよいよグローブ作り。
これが材料。
ここまで縫製されたグローブにウェブをつけて紐を通すだけなのですが、なかなか難しいのです。
それこそ親子で協力して作っておりました。
父でもできないとこはマイスターに手伝っていただいて。
そんな、岸本マイスターの手も介したグローブが自分のものになるのです。
しかも名前の刺繍入り!!
最後は岸本マイスターとジャンケンして勝った子3人にプレゼント。
なんとkenは1番勝ち!!
最近製品化された、グローブを作って余った革を使った財布とペンケース。
全てが嬉しくないわけがない、全てが楽しい、子供も大人も大興奮の1日でした。