10月13日(月)
【この日記にはMC・セットリストなどのネタバレがあります】
本編の「寄り道」ようやくスタート♪
だって、一昨日、馬場俊英さんの今までのテレビ出演時のDVDを
お友達が送ってきてくれたん。
今までのワタシが全然知らんかった馬場さんがそこに居て、
2時間くらい引き込まれるように見てしまって、
とてもそんな状態で他の人のライブレポは書けんかったです。
ワタシの浮気はやっぱり、浮気じゃなく本気なんだゎと改めて実感。アハッ。
この日の公演は島外に帰る人のために15時開場15時半開演。
500席くらいのホール(椅子を並べてる)は当日券も出てたけど、ほぼ満席。
ステージには椅子と足を置く台、マイクスタンドに譜面台、
それらを囲むように4本のアコギが主役を待っている。
ワタシは2列目に座って待っている。ちかっ!!
約10分遅れで登場したミヤは・・・その服、オリーブですか!?
ってカンジのグリーン&ブルーの柄シャツ。
グレーのパンツにイン。えっ?パンツにインしちゃうんだ~。
まず、ボサノヴァ2曲。
あとでMCの中で、「ボサノヴァっていう音楽のジャンルは無いんです。
ボサノヴァっていうのは日本でいうとグループサウンズのようなものだからね」
ってミヤが言ってました。
途中でも2曲ほどそのボサノヴァと言っていいのか分からないけど、歌ってました。
ミヤ、ごめん。
やっぱり歌詞の意味が分からない歌はワタシ、ダメ。
でもボサノヴァを優しく歌うミヤは好き。
2曲終わったところでご挨拶。
『コマ×××コマメジマにやってきました』
あ~あぁ、大事なとこで噛んじゃいました~(笑)
その後も『コマメジマ、いいところですね』を連発。
本当に本当に気に入ったみたいです。
まず会場で聞き取り調査。
『コマメジマの人~?』
パラパラ・・・ってカンジでミヤもちょっと意外そう。
なんかね、この前後の日がちょうど秋祭りで、
行きたくても行けない人がたくさん居たみたいです。
『香川県の人~?』
ソコソコ。
『岡山の人~?』
あら、いちばん多いかも。
『じゃあ、四国の人?』
ソコソコ。
『本州の人~?』
パラパラ。
『あれ、じゃあ他の人は?』
会場から”九州~~”と声があがる。
『いろんなとこから来てて・・・やりにくいな!!』
小豆島はオリーブの島なので、
『僕は東京の世田谷ってとこに住んでるんだけど、
宮沢家は世田谷でいちばんオリーブを消費してると思いますよ。
食べたり飲んだり、頭に載せたり顔につけたり(笑)』
『今日は朝から島の中を観光してたんだけど』と言って、
足元のかごから島内観光マップのようなものを取り出す。
『二十四の瞳、岬の分教場とか行きました。
そしたら今日こちらに来られてるファンの方に会ってしまいました。』
いいなぁ・・・
『オリーブソフトを食べたら美味しかったですね。佃煮ソフトは食べたくなかった。』
『それから醤油工場の見学も行きました。みなさん行ったことありますか?
ぜひ行ってみてください。入り口を入るとね・・・5歩で出口なんです。6歩だったかな。
しかも今日は休みで工場も動いてなかった。』って。
『明日は・・・エンジェルロードとか。干潮時だけ歩いて渡れる島・・・
って、干潮の時間は何時なんでしょうね。』
会場シーン・・・
『今日中に調べておくように(笑)』
それから前日の琉球フェスティバルのこと。
『ずっと出たいと思ってたんだけど、声がかからなくて・・・うちなんちゅ~じゃないからね。
でも今回知名定夫さんから直接声をかけていただいて、出させてもらえました。
行ってね、パンフレットを見るとちゃんと宮沢和史って書いてあるんだけど、
"宮沢和史、満を持して登場!!”って。全然満を持してないんだけど(笑)
大阪っていうのは沖縄出身の人が多い地区があるので、
それはいわば日本国内での移民のようなもの。
だからお客さんにも沖縄出身の人が多くて・・・
楽屋にも沖縄の泡盛の瓶が置いてあって、それがだんだん空になっていく。
出番の終わった人たちはどんどん飲んで・・・
間違いなく僕意外全員飲んでました。出演者も、お客さんも、主催者も(笑)
僕が出たときに、一番前の60過ぎくらいのおじさんが騒いで、
警備員に取り押さえられ・・・そんなのがアチコチであってね、
最後はカチャーシーをみんなで踊ってね、本当に楽しかった』って。
では、日本語の歌だけね。
順番は自信なし。
☆青いイナズマ(SMAP)
SMAPの東京ドームライブに行った話をして、
『なんで行ったかって?SMAPが好きだから。』
そのあとも、SMAPも今平均年齢が35歳だから、
あんまり歳が変わらないだろうみたいなことをかなり真剣に語る。
会場の反応は・・・薄い(苦笑)
そして、先日「SMAP×SMAP」の収録をしてきたそうな。
来月放送されるそうなのでお楽しみに~♪
ミヤいわく、『SMAPの中に溶け込んでました。スミャップみたいな。』
☆ふたりのもの
『ずっと僕の写真を撮ってくれてて親交のある女性カメラマンが結婚することになって、
"結婚式に出てほしい”と二人で頼みにきたけど、どうしてもスケジュールが合わず行けれなくて、そのときの悲しそうな顔を見て、何かできないかと思い曲を作ってCDに焼いて渡した。』
☆足跡のない道
ブラジルに日本人が渡って100周年のハナシ・・・
ミヤが『いろんな人に迷惑をかけて、ファンの人たちも待たせて、
それでもいろんな人に協力してもらえてようやく叶った夢』
☆白いハマナス
今回の寄り道で北海道に行ったけど・・・・
初めて北海道の最北端稚内に行ったときのハナシ。
地元の中学生が「風になりたい」だったかな、毎日学校で歌っているので、
ぜひ宮沢さんに来て一緒に歌ってほしい。という声があり、行った。
その後も何回か呼ばれ、サハリンでのライブを企画してくれて機材を
全部船で運んで行ったこともある。
その稚内でいつも僕を呼んでくれてて、すごく公私共にお世話になった、
僕よりも少し年上の人なんですが
今年亡くなられまして・・・その人が遺言の中に、自分の葬儀では
「白いハマナス」をかけてほしいと書いてあって、実際に葬儀でかけられたらしい。
この曲はもちろんそんなつもりでかいたんじゃなく、
初めて稚内に行ったときに見た景色を描いたものですと言って歌って・・・
最後は口笛で北国の冷たい風の音を見事に演出。
これも2列目で見れたから分かったこと。
ミヤは北海道での寄り道が終わったあと、一人で飛行機に乗って稚内まで行って、
この方の仏前に手を合わせてきたそうです。
この後、詩の朗読「身近な死」・・・泣かされました。
☆三日月(絢香)
『僕の半分くらいの歳の人が作ったうたを歌います』と言って歌いました。
『GANGAのバイオリンの土屋玲子ちゃんが絢香のツアーに参加してる縁で、
ライブを見に行かせてもらいました。ライブの途中でねぇ、
グッズを全部並べてひとつづつ説明するんですよ。
それがね、関西の全然いやらしくないカンジでね、よかったんで、
今日マネしてみました』ってミヤも詩集の宣伝をよくしていました。
『これが1500円で、全部で4冊出てるから、全部買っても6000円。。。
こう言われるとけっこう高いですね。』って。ミヤのセールストークはまだまだ(笑)
☆朱鷺
この頃からミヤはコマメジマのことをショウドシマと呼び始める。
・・・ってか、ここまでコマメジマで引っ張ってたのか(笑)
小豆島は今年がオリーブ植樹100周年ってノボリがたくさん立ってて、ビックリした。
今年はブラジル移民100周年の年と、オリーブ植樹100周年、
そしてもうひとつ記念すべきことがあって、絶滅の危機にあった朱鷺を佐渡島で保護して
百何十羽まで増やして、今年その朱鷺を空に返したんです。
もう、僕が生きてるときには見れないんじゃないかと思ってたから本当に嬉しかったなぁ。
その空に放つ日、本当に佐渡島まで行きたかったんだけど、
寄り道の初日の前日でどうしても行けなかったって。
【アンコール】
DAIGOの「ウイッシュ~」のポーズで登場。
☆島唄
アンコールは、島つながりということで「島唄」。
寄り道で聴けるとは思っていなかったので嬉しい驚き。
三線を使わずアコギで、今まで聴いてきたアレンジとは違う「島唄」
うたの日のアツク激しいミヤとは違う穏やかな島唄でした。
☆神様の宝石でできた島
これまた島つながり。ワタシ初めて聴きました。
隣の方(ライブ前にちょっと話したら、山口から来てて、BOOMの頃からのファン)
の反応で、昔からのファンには懐かしく、”えっ、この曲やってくれるの!?”みたいな
位置づけの曲なんだと悟る。
ミヤは『今年でデビュー19周年。
19年間うたってきて、本当に歌うことが自分の全てだと思った。
来年はTHE BOOMの20周年だし、BOOMもGANGAも寄り道もする』宣言。
BOOMのミヤ、GANGAのミヤ、うたの日のミヤ、寄り道のミヤ。
全部違う、不思議な魅力を持った人だ。
でもやっぱり、最初にミヤに会ったきっかけはBOOMだし、嬉しい。
4歳のときBOOMのライブに行ったkenは、じつはミヤのフルネームは知らなくても、
ギターのコバヤシタカシくんはフルネームで言えちゃうBOOMER(?)
久々に聴いたミヤの生声は、やっぱりガンガン心のなかに入ってくる。
この狭い会場ならマイクを通さなくても響きそうな声量。
山口洋さんによると「どこから出てくるのか分からない声」だそうです。
ミヤ~~~。本当にありがとう。
この日のミヤはとっても饒舌で、公演はほぼ3時間。
ワタシは最終の船に間に合ってよかった。
でも間に合わなくなりそうで、途中退場の方々も・・・
この日
「mixiの宮沢和史コミュ」で知り合った倉敷在住の
「ミヤマサ」さんとご対面。
土庄港まで車に乗せていただき、一緒に船で岡山まで帰りました。
BOOM時代からのファンの方で
「2005年のTHE BOOMのツアー@テアトロン」でも
「去年のGANGA ZUMBAの初日@岡山オルガホール」でも同じ空間に居たことが判明。
昔の曲のこととか教えてもらったり、この日のミヤのこととかいろいろとお話しながら帰りました。
またまた新しい出会いに感謝です。
長々と読んでいただき有難うございました。
ところで。馬場さんって結婚してるんかな・・・そのババッチのDVDを見ながら思ってた疑問。