ワタシの2回目のフルマラソン
「第16回津山加茂郷フルマラソン全国大会」のハナシを。
結果は5時間55分54秒。あと1秒遅かったらゾロメだったんだぁ。
って、制限時間ギリギリなのにそんなこと言ってる場合じゃないってば!!
さすがに練習不足がこたえました。レース前1ヶ月全然走ってないのは無謀すぎましたゎ。
この加茂郷というのは
「走ろう!!新緑と清流の里」のキャッチフレーズ通り、
本当にコース随所で見られる清流が美しい場所、民家の前の用水でさえ清流なんです。
昔ながらの茅葺の家があったり、倉敷では見ることの無い美しい景色で、
天気もよくて何もかもが爽やかでした。
コースはハーフで折り返しなんですが、最初の4kmが下り、
あとはハーフ地点までずっとなだらかな上り。
ハーフまではワタシのゆっくりペースながらも、不思議なくらい気持ちよく走れて、
沿道の子供たちとも、もれなくハイタッチ。
今回はオンガクもバッチリ。たっぷり6時間分収録したiPodからは、
延々と大好きな曲が流れてきて、もちろん歌いながら♪
まわりを走る人に不思議そうに見られましたよ~。
ちなみにスタートはモンパチの「Melody」、ゴールはBEGINの「君を見ている」。
途中、清流のそばに遅咲きのサクラが咲いている道で、中孝介くんの「なごり雪」がかかると、
なんだか切なくなってきたり。
とにかく大好きな人の声が耳元から聴こえてくるって、ホントにパワーが出るんだよ~。
ハーフ地点で2時間36分。
ハーフでバテバテだったナハとはえらい違いだゎ。
このペースなら帰りは下りだし、もしかしたら5時間きれちゃう?なんて思ったけど甘い、甘い。
元気がでるはずの下りだけど、だんだん足が動かなくなってきて、練習不足を実感。
そんなワタシを支えてくれたのは、地元の方・そしてスタッフの方の応援でした。
おうちの前に椅子を置いて、行きも帰りもずっと応援してくれていたおじいちゃん・おばあちゃん。
笑顔でハイタッチしてくれた子供たち。
私設エイドでのドリンクやおにぎり、飴やチョコレートを用意してくれたおうちの方、
そして大きな鉄板でお好み焼きを焼いてくれてた地元の自治会の方。
全て美味しく頂きました(⌒∀⌒;)
後半、どんどん遅れたワタシのまわりにはあまり走ってる人もいなくて、
でもそんな一人ぼっちのランナーにいっぱいの拍手と声援をおくってくれた住民の方、
スタッフの方。
出場者名簿でゼッケンナンバーを確認して、名前を呼びかけてくれた方。
折り返したあと、残り10kmほどの市街地では「おかえり~」の声援。
23000人が参加したナハマラソンでは感じ切れなかった暖かさをカラダ全体で受け止めました。
一人だけど、一人じゃなかった。
ワタシができるのは、その人たちに笑顔で「ありがとう」って言いながら走ることだけでした。
泣きながら走ると過呼吸になるって、ナハで学習したので、めいっぱいガマンしながら走りました。
そして、もっと感動したこと。
一緒に参加したマラソン講座のメンバーの人たち。
何人かは今までにフルを経験したこともあれば、10kmやハーフのレースに出たことのある人も
いるんですが、半年前の講座開講時にはウオーキングから始めた人たちが完走したこと。
しかも1年ちょい前から走ってるワタシよりも早かったり。
人間って、すごい。やればできるんだ。
その気持ちを持つか持たないかで、ヒトって大きく変わるんだ。
実はナハマラソンを走ったあと、ワタシは本当にマラソンをしたいのか、
それとも沖縄が好きだからナハマラソンを走りたいのか分からなくなってました。
でもこの日、ちゃんとマラソンを続けようって思いました。
さすがに年に何回もフルを走るのはムリかもしれないけど、
少なくとも県内唯一フルマラソンのこの大会とナハは走り続けよう。
トラ○○○○○はムリですよ(* ̄∀ ̄)ゞ
ホントにカメラ持って走ればよかったって思うくらいの美しい景色だったんですが、
残念ながら写真がないので、かわりに片付けられた距離表示を。
40kmの表示を改めて見て、「あ~、42.195km走ったんだ~」と実感。
沿道の人がかけてくれた「来年もきてね~」の声を思い出す。
来年もよろしくお願いしますm(_ _)m