普通、旅のレポは1日目から書くものなんでしょうが・・・
今回の旅のメインであり、いちばん感動したできごと、「うたの日カーニバル」から
綴っていきます。
11回目の沖縄の旅の始まり~。
「うたの日」の趣旨は、今までにも何回も書いてきたけど、
戦時中うたうことを禁止されてたけど、6月23日に沖縄での組織的戦争が終わり、
今こうして唄ったり、踊ったりできる喜びをお祝いする日です。
その奥深くには「戦争反対」とか「世界平和」とかって言葉があるんだろうけど、
BEGINはそういう言葉を一切口にせず、ただ『うた』をお祝いしたいって。
合言葉は『うたの日おめでとう~♪』です。
今回のうたの日は無料開催となり、どんだけの人が集まるのか・・・
15時開場16:45開演だったのですが、ワタシたちが会場に着いたのは16時頃だったかな。
車はどこも満車でしたが、奇跡的に1台だけ空き、無事に停めることができました。
が!!次からはタクシーか何かで行こうって心に誓いました。
この日は朝からスコールが降ったりして、野外の会場はグチャグチャでした(>_<)
でもなんとかファミリーゾーンにシートを敷く場所をキープ。
会場の前半分はスタンディングゾーン。後ろ半分がファミリーゾーンでシートやイスもOKです。
開演頃には、ブログで知り合ったお友だち「
走るうみがめさん」と落ち合い、3人で鑑賞です。
走るうみがめさんは、ミヤ(宮沢和史さん)のファンで、なんと去年の那覇マラソン完走してて、今年も目指してて、ワタシと同い年・・・なんとも共通点の多い、自然にお友だちになれる人でした。
さてさて、まずはたくさんの子供達がステージに上がってBEGINと一緒に「おきなわのホームソング 走えゴンゴン」を唄いました。
次は石垣島・八重山高校出身(BEGINの後輩)のガールズバンドBUBBLEGUM。
風味堂は当日の朝沖縄入りして、スコールのためリハができずなんと演奏前に軽くリハ。
開演後のリハ風景、初めて見ました。
やっぱり、風味堂さんのピアノ。好き(*^_^*)
kiroroは千春ちゃんが妊娠8ヶ月。
あまり順調ではないのか、この日も病院から会場へ、そして出番が終わったらまた病院へ。やはり声が出にくかったみたいで、「みんな一緒にうたって手伝ってね~」って。ホノボノ。
でも、当初3曲唄った時点で、千春ちゃんの調子が良ければもう1曲唄うと決めてたみたいですが・・・なんともう1曲唄ってしまいました。
この時点で舞台裏、けっこう感動の涙だったみたいです。
BEGINは「女ってこわい~~」って言ってたって(笑)
そのあと登場の下地勇さんも泣いたって。
下地さんの生うた初めて聴きました。
スペイン語?フランス語?ってカンジのみゃ~くふつ(宮古方言)。
これは宮古の若い人でも分からないんじゃないかな。
下地さんはなんだか人柄も温かくておもしろい!!イケメンだし、大好きになりました!!
それから、紫ってバンド皆さん知ってますか?
沖縄のロックを語るうえで、はずせないようなロックバンドらしいです。
今回ジョージ紫さん、息子さん二人との共演でした。
その後・・・・始まりました。
モンパチことMONGOL800。
もうワタシの体はアツクなってしまい、一人でスタンディングゾーンへ!!
「モンパチ好きのかなでさん」のアドバイス通りの「あなたに」「小さな恋のうた」「琉球愛歌」などなど歌ってくれました。
いやぁ。かなでさん!!お見事!!
モンパチは、イメージしてたよりもずっとシャイで純粋な人たちでした。
これが沖縄の人の温かさなのかなぁ。
そして、これから彼らはトロピカルツアーという島巡りツアーを始めるらしい!!
石垣・宮古はもちろん久米島・伊江島に、鹿児島の奄美・与論・徳之島・喜界島・沖永良部島。
そして本島では北部の大宜味村。
なかなかモンパチに出逢えない人たちのために、自分たちから逢いに行く。
なんかカワイイやつらです。モンパチファンの皆さん、バケーションがてらいかがですか~?
7月には初めてのライブDVDも出るらしく、即買いです!!
そして・・・このあと、ミヤの登場です。
ステージのセットチェンジに時間がかかり、総合司会のキャンひとみさんが、困って
何故だか沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」を歌ったりして時間をつぶし、そのあとハーモニカを持って登場したミヤは即興で「てぃんさぐぬ花」を吹くという、粋なことをやってくれました。
ココから先は・・・かなり長くなりそうなのでまた改めて。
でも、ワタシの中では間違いなくこの人が今年の「うたの日」を変えたと思ってます。
この日の開演直後の空。
虹がかかってるの分かります~?
これから始まる楽しい音楽の時間へのいざないのようでした。