12月5日(日)
ナハマラソンも今年で4回目、フルマラソンは7回目。
前回の津山加茂郷フルマラソンでは、歩かず完走&自己ベスト更新で、気持ちよく走れ・・・
ちょっと調子にのってたのかな。
去年あれだけ練習してなくても、あれだけ走れたなら、今年も大丈夫かな。
今年の那覇で5時間半切れたら、2月の吉備路マラソン(@岡山県)出ようかな、なんて軽く考えてて。
結果、玉砕された。
10kmくらいまでは、1km7分ペース守れてたから、まだよかった。
そこからだんだん、1km8分だったり、9分だったり、10分越えたら数えられなくなったり(苦笑)
足は元気なんだけど、体がついていかない。もう倒れそう。
そんな状態がハーフ過ぎてさらにひどくなる。
なんとなく、ハーフまでが登りで、あとは下りってイメージがあったので、
ハーフを過ぎてから、ちょっとでも先に登りの道が見えてくるとそれだけで足が止まりそうになる。
ゴールしたいというよりも、早くこの苦しさから逃れたい、終わらせたい、っていう一心だったと思う。
結局たくさん歩いたけど。
負けず嫌いな性格のおかげで今年もリタイアせずにすんだ。
いや、違う。それだけじゃない。
いつも「完走したよ」って言うと、「お母さんすげえな」って言ってくれるkenに
「リタイアした」なんて決して言えないっ。
たまたま、那覇出発の前日、職場に来てた中学の時の同級生♂と
ナハマラソンに行くって話しをしてたら、
「親が子供に自分の背中を見せれるってすげえよ。子供に”お母さんすげぇ”って言われるってすげえよ。」って言われたのを思い出して、やっぱりリタイアできないって頑張った。
そして、やっぱり、今年も忘れてはいけないのが沿道の応援。
いつもの場所でいつもの応援!!もあれば、あれ、こんなとこでこんな応援!!もある。
CDも生歌も生バンドも生エイサーも。
それから「ガンバレー」の声。
今年も「FUJIKAWA」のユニフォームで走ったので、
「阪神ーー!!」とか「藤川ーー!!」とか「野球ーー!!(ホント)」とか、
沿道からもランナーからも声かけてもらいながら。
もちろん公設のエイドもたくさんのボランティアで成り立ってるけど、
ナハマラソンの栄養補給は私設エイドが頼りです。
私設エイドはホントに個人や団体で水・お茶・スポーツドリンク・黒糖・塩・キャンディ・チョコ・みかん・バナナ・ヤクルトみたいなの・チュゥチュゥみたいなの・おにぎり・サータアンダギー・・・・
毎年書いてるけど、サータアンダギーにだけはどうしても手を出せない。
のどに詰まりそうで・・・
それが今年はサータアンダギー比率高かったような気がする。
プンと揚げたてのいい匂いを我慢しつつ・・・
あとは、沿道にあるお店・企業でも同じように出してくれてる。
今年は吉野家が、牛丼出してくれてた。
「紙コップ半分くらいのごはんの上に具がけっこうたっぷり。
スプーンをつけてくれてる。
おなかすいてたので、遠慮なくいただく。
ゲプッ、、、苦しい、食べすぎだなこりゃ。
最後の3kmくらい、歩きながら、ワタシにできることは何だろう・・・って時。
沿道で手を上げてる子たちどハイタッチ。
ホントは走りながらしてあげたいけど、無理だから、でもちゃんと伝えたかったから
「ありがとう」って言いながら。
で、最後、競技場の中に入った時のタイムが5時間58分くらい。
これ、頑張ったら、6時間切れる?って思ったら、ダッシュ!!・・・できるんやん(笑)
マラソン翌日は、コース近くの糸満の宿に泊まって。
そこの宿の人がね、毎年もちろん沿道で応援してるらしいんだけど、
「沿道の方の応援があるから頑張れる」って言ったらね、
「がんばってる人たち見てたら、こっちが元気もらえるのよ~」って言ってくれるの。
さらに、「紙コップたくさん放り投げちゃって申し訳ない。
今日通ったらすっかりキレイになってて、大変だったでしょう。」って言ったらね、
「みんなで片付けするのも楽しいのよ~」って。
みんなそんな気持ちで応援してくれるんだ!!すごいよね、沖縄の人って!!
ナハマラソン4回目にして、更に沖縄の人が、ナハマラソンが好きになった瞬間でした。
結果。
ネットタイム5時間59分28秒
グロスタイム5時間54分02秒
過去最悪かも。
でもいい教訓になりました。
練習は正直です。
それから去年はできたことが今年はできなくなる・・・
はい、間違いなく、ひとつ年を重ねてますからね~。
いつも、ワタシがフルを走るとき、「がんばらなくていいい」「練習してないんだからムりするな」
と、ヒジョーに後ろ向きな言葉をかけてくれるのは、実母とダンナだけ。
この2人が世界でいちばんワタシを愛してくれてるんだなと感じる瞬間です。